少し過ぎてしまいましたが、2021年10月28日。
協力隊としてウガンダに到着した日。
この1年は信じられないほど時間が経つのが早く驚きを隠せません。
先週、JICAウガンダの事務所で中間報告も終えました。
活動も折り返し地点ということで、この1年の活動や思ったこと。
2年目の活動について書き綴ろうと思います。
配属先について
私は、ムピジ県にあるキリスト教系の公立小学校で活動しています。
この県で1番大きなマンモス校で、全校児童が約1600人(幼稚園3年〜小学7年生)もいます。
寮生が約600人。通いの児童が約1000人です。教員も約45人います。
キリスト教系の学校ということで、校長先生はシスターです。
(ウガンダの私の母、現地名「Namuddu」という名前もシスターから頂きました!!)
活動について
続いて私がこの1年でどのような活動を行って来たのかについて書いていこうと思います。
算数の授業
これが私のメインとなる活動です。
小学5年生3クラスを対象に週に9〜12時間、算数を担当しています。
1学期はウガンダの先生達がやっている授業の流れと同じように授業を。
2学期はひたすら基礎計算の授業。
3学期は頼もしすぎる同期隊員に教えてもらった『Lesson Standard』というものを使った授業をしています。
学校図書の利用
私の学校には諸外国から寄付された3000冊以上の本があります。
これらの本達は、図書室と言われている部屋にきちんと保管されています。
そう「保管」されているだけで、子ども達が日常的にアクセスすることはできなくなっています。
「せっかく、こんなにたくさんの本があるのに勿体無いな〜」
ということで、各教室に図書コーナーの設置を行いました。
2学期に5年生3クラス。3学期から4年生3クラスの計6クラスで実施しています。
今後は、他学年にも広げていく予定です。
本の管理方法や貸し出し等についてはまた別の記事で書けたらと思います!
ICT関係
日本の高校とオンライン交流をさせていただいています。
手紙や絵の交換をしたり。自分たちの文化を紹介し合ったり。
2年目はどうなるかは分かりませんが、なんらかの形で日本との交流を続けていけたらなと思っています。
また、プロジェクターを使った授業の導入も始めました。
その他
メインの活動はこの3つです!
その他にも
土日に折り紙や日本語を教えたり、
図工の授業をしたり。
ターム休み期間中には他の隊員とイベントのボランティアに行き日本文化紹介や動画撮影をさせていただいたり。
2年目に向けて
2年目はどのクラスを担当するかは分かっていませんが、1年目と同様に3つのメイン活動を継続していこうと思います!
月に1度は図工の授業を行おうと思っています。
ただ作るだけではなく、自分たちで作ったものを日常生活の中で使えるものを制作しようと思います!
来月から2ヶ月のターム休みがあるのでその間に教材の準備していくぞ〜!
正直、ウガンダに来てからの半年はキツかったです。
一杯一杯でした。
新卒で職場経験のないままウガンダに来たので、周りの同期と比べて「私は何もできてない」と焦ったり、体調を崩しまくったり、授業がうまくできずに家に帰って凹んだり…
勝手に1人で空回りしまくっていました。笑
(私の語学力の問題もあるかとは思いますが。)
今、思い返すと笑い話なのですが当時は本当にしんどかった。
失敗ばかりの1年でしたが同期や先輩隊員、同僚達に相談したり支えてもらいながらなんとかこの1年を終えることができました。
ようやく活動に慣れてきて3学期になって、授業以外のことをやる余裕が出て来ました。
現在ウガンダではエボラが発生して、ロックダウンしている地域もあります。正直、2年の任期をウガンダで全うできるか心配ですが今やれることに集中して2年目もがんぱっていこうと思います。
泣いても笑っても残り1年。悔いのないようにやっていくぞ〜!