大忙しの1週間
来週の月曜日、2022年1月10日から約2年ぶりに学校が再開します。
今週は毎日、職員会議があったり、コロナ禍での学校再開に向けた注意事項についてのワークショップ、指導案作成など大忙しの1週間でした。
最近の夜は仕事を終え、夕飯を食べ、シャワーを浴びて死んだように寝ていました。笑
(数人からブログの更新サボるな〜と連絡が来ておりました笑)
本日は土曜日。1日オフということで、Podcastを聴きながら、久しぶりにパソコンを開いてゆっくり自分の時間を楽しんでいます。
昨日、夜に停電をしていたらしく冷蔵庫の中が水浸し。大急ぎで冷蔵庫の掃除をしつつ、ついでに家の掃除も。
明日、1月9日には寮生が帰ってくるそう。
副校長先生によると、「コロナ前は寮生が600人以上の生徒がいたよ!今回は何人戻ってくるかまだわからないんだけどね。」ということで明日からは学校が賑やかになりそうです。
今日一日、静かな学校を満喫しようと思います。笑
ウガンダの算数
職員会議で担当の教科の発表があり、私は小学5年生の算数を受け持つことになりました。
本赴任してから学校再開するまでの約1ヶ月、家の色塗りをしたり、全学年の算数教科書を読み漁っておりました。
▼家の記事についてはこちら▼
ウガンダと日本の算数の大きな違い。それはどの学年も教科書の単元内容は全て同じなんです。
ウガンダの教科書の内容
算数は、全学年12単元あります。
- Set Concepts (集合)
- Whole Numbers (大きな数・ローマ数字)
- Operations on Whole Numbers (四則計算)
- Patterns and Sequence (数列)
- Fraction (分数)
- Lines, Angles and Geometric Figures (図形)
- Data Handling (データ分析)
- Time (時間・速さ)
- Money (お金の計算)
- Length, Mass and Capacity (平面図形・立体の面積)
- Integers (整数・数直線)
- Algebra (代数・方程式)
各学年、毎年少しずつ情報がアップデートされていきます。
例えば、単元2の『Whole Numbers (大きな数・ローマ数字)』
小学4年生では5桁の数を学んで、小学5年生では6桁の数を学びます。
ローマ数字では、
4年生で20まで、5年生で50までの読み書きの方法を学びます。
どの単元もこのように進んでいくんです。毎年少しずつアップデート。
まず、広く浅く学んだ後に深く掘っていくスタイルみたいです。
教科書を読んでみて思ったことは
「前の学年でつまずいたら追いつくの大変だろうな…。」
ということです。なので授業は前学年の復習を混ぜつつ授業を進めていこうと思います。
教科担任制のウガンダ
日本の小学校では担任の先生1人が1クラスを持ち、国語・算数・理科・社会…。全ての教科を担当しています。
最近になって「小学校の教科担任制にした方がようのではないか」というニュースを耳にします。
ウガンダは日本と同じ3学期制で教科担任制です。
私の学校の場合、1学年3クラス。1人の先生が1学年1教科を担当します。
私が担当する5年生の算数は私も含めて3人の先生で回します。
算数は12単元あるので、1学期に4単元進みます。
1人1クラスを持ち4単元進めていくのと思いきや…。
1人1〜2単元を持ち、授業を行うそうです。
私は単元2の『Whole Numbers (大きな数・ローマ数字) 』を担当することになりました。同じ授業を各クラス3回やります。
「各単元、前後の繋がりがないからどこから始めてもいいんだ。だから、クラスによって学ぶ順番はちがうんだよ。」
とのこと。
「確かに、先生にとっては1単元を担当することで教材研究がしっかり出来て、準備することができて効率的なのかもしれない」と思った今日この頃です。
ドキドキの学校スタート
月曜日から授業スタート。ウガンダ式の授業は見たことがないので方法は分からないですが、いきなり一人で授業を行うことになりました。どうなるか不安ですが、どうにかします。
不安よりも早く子どもたちに会いたい気持ちが強いです!
来週に向けてパワーを蓄えるぞ〜〜