「アフリカンタイム」
アフリカに興味があったり、アフリカに旅行に行ったことがある方は1度は聞いたことがあるはず。
アフリカンタイムとは、時間にルーズなことを指します。
例えば…
友人と待ち合わせをしていて「あと10分で到着するよ!」と言われ数時間立っても来ない。
→アフリカンタイムだからしゃあないな
みたいな感じです。
時計がない小学校
休みの日に家で作業をしていると…
「折り紙教えて!」「日本語教えてほしい!」
子どもたちが我が家にやってきました笑
(私の住居は学校内にあるので、基本的に家の周りには誰かしら子どもたちがいます。)
「いいよ〜。今、作業してるから15時からやろう。15時になったらまた呼びにきて〜」
と子どもたちに伝え事務作業をしていると
14時半。
コンコン「Teacher!!」と子どもたちが再び登場。
まだ時間になっていないことを伝えると、子どもたちから
「教室にもドミトリーにも時計がないから、時間が分からない。もう約束の時間じゃないの?!」
この言葉を聞いて、
「アフリカンタイムってよく聞くけど子どもの時から時計が身近にないから時間感覚が身についてないのでは?」
はっとしました。
日本には家にも学校にも時間を確認するすべは至る所にありますよね。
スマホだったり、腕時計だったり。
そう、改めて思い返すと小さい頃から「時間をきちんと守りましょう」「5分前行動をしましょう」と家庭や学校で教育を受けてきたんです。
しかし、生活の中で時間を確認する術が無かったら?
それは時間にルーズにもなるのはしょうがないなと。
「三つ子の魂百まで」と言うように、小さい頃に身につけた習慣はなかなか変えられないもの。
時間感覚って日常生活で使ってからこそ身につく物なんだなとハッとした出来事でした。
後日談
なんと、学校の方針で各教室に時計が設置されました!教室に時計があるのは授業を行う上ですごくありがたい限り。
が、しかし別の問題が浮上。
それは、『時計を瞬時に正確に読める子どもが少ない』こと。
今、何時かを尋ねたところ答えが返ってくるのにかなりの時間がかかる。
これかは授業内で意図的に時計で時間を示したり、
「演習時間は5分です。何時何分で終わり?」など声かけをしていこうと思います!
それにしても、時計が設置されたのは学校にとっても子どもたちにとっても大きなことだなと思いました!