「青年海外協力隊の2次選考って何を聞かれるのだろう。」
「調べていたら、圧迫面接って書いてあったけど実際はどうなのだろう。」
「そもそも、新卒で協力隊合格するってできるの?」
私が協力隊の面接を受ける前に思っていた疑問です。
『新卒 協力隊 面接』とネットで調べまくりました。しかし、検索で出てくるのは、
「新卒で協力隊の合格はきびしい」、「実務経験を積んでから受けるべき」などマイナスな情報ばかり。正直、凹みました。
同じようなことを思っている新卒の方もいるかと思います。しかし、新卒で協力隊に合格することは可能です。大学4年生、2019年秋募集で受験した際の様子や面接内容について紹介します。
私は、2019年秋募集、大学4年生のときに協力隊を受けました。そして、2020年三次隊として小学校教育で候補生となることができました。
ちなみに、大学の専門は幼児教育です。保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の3つの免許、資格を取りました。
私の場合、面接は技術面接と人物面接が一度に行われました。20分くらいの面接1回でした!
二次選考:面接の準備
授業の技術面を聞かれても実際に現場で働いている先生方の様には答えられないことは分かっていました。なので、できる準備はしっかり行いました。そのような、準備をしたのか紹介します。
【面接を受ける前に行ったこと】
・教育実習で行った指導案・日誌を読み返す
・募集要項をもう一度読み直す
・ボランティア活動報告書を読み直す
・一次選考で提出した書類を読み直す
・先輩隊員に面接での様子を聞く
・webに出ている、質問に目を通し自分なりの言葉で言えるようにした
・先輩隊員に直接連絡をとり、面接に関してアドバイスをいただいた
私は、読み原稿を作ってしまうと棒読みになってしまうので原稿は作りませんでした。質問に対して箇条書きで、
「この質問がきたらこの2つは言おう。」
と大まかな準備を行いました。
後は、「聞かれたことに素直に答えよう。」と当日試験会場に向かいました。
面接会場の待ち時間は、周りの方とお話していました。周りのみなさん、ご迷惑をおかけしました。(汗)
続いて、私が面接を受ける前に準備した面接予想一覧を紹介します。
青年海外協力隊の面接前に質疑応答、予想集
・自分の長所と短所
・志望動機
・大学でどのような事を学んできたか
・大学生活で1番頑張ったことは
・教育実習で学んだことは
・小学校実習の授業で成功したこと・失敗したことまた、その反省点
・なぜ社会人経験を積む前に応募しようと思ったのか
・習い事をやっていて今に繋がっていることは?
・もし、派遣が決まったら休日はどのように過ごすか
・小学校の授業を行う上で大切にしていることは
・(募集要項の教科の中で)授業で大切にしたいことを3つ挙げて
・現地では、どのような道具を使ってどんな授業を行いたいか
・協力隊の経験を将来どのように生かしていきたいか
・希望国以外になったとしても、協力隊に参加するか
・協力隊に行くことに対して、両親は何と言っている?
この15個を先輩隊員のブログから見つけ、答えられるようにしました。
先輩方のブログを参考にしたのですが、私の面接でも聞かれたことが多くありました。
面接を行う上で意識したことは、
『現地を訪れてからではないとはっきりとは言えないが』
ということを伝えた上で、自分のやりたいこと、経験してきたことを話しました。
実際に現地に行っていないため、状況等が分からないため全て決めつけて答えるよりも「現地で実際に活動をして見ないと分からないが、〇〇をしたい」と伝えました。
まとめ
私は、実務経験が無いため実習や大学生活等で感じたことや、悩んだことを自分なりに言葉に出来るようにしました。
端的に、分かりやすいように伝える事を意識しました。
実際に、面接を受けて思ったことは面接官の方々は相槌を打ったり、「もう少し詳しく聞かせて。」と受験者の考えや、経験を引き出してもらえているように感じました。
また、実際に活動されている隊員の方に面接のアドバイスを貰ったことで面接の様子を知れ落ち着いて面接に臨むことができました。
もし、可能であれば同職種、希望の国で活動されている先輩方にSNS等で連絡をとってみるのもありだと思います!